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グループホームとは?わかりやすく解説

2021年4月29日

介護施設には様々な施設がありますが、グループホームという施設はご存知でしょうか?
「認知症でも入所できるの?」「どのくらいの期間入所できるの?」と気になる方も多いはず。
今回はグループホームの入所条件や、メリット・デメリットなどを紹介します。施設選びに迷っていた方は、ぜひ参考にしてください。

グループホームとは

グループホームは、「認知症対応型老人共同生活援助施設」とも言われており、認知症の高齢者が、少人数で自立した生活を送る介護施設です。
5~9人のユニットで生活します。大体1~2ユニットの施設が多く、同じ入居者・顔なじみのスタッフが担当します。また認知症の専門知識があるスタッフが対応してくれます。
認知症は環境が変わると、落ち着かないことがありますが、グループホームであれば落ち着いて生活することができます。

施設内は個室だけでなく、自宅のようにくつろげる居間や台所、外には畑などがあります。
少人数の施設でもあり、とてもアットホームな雰囲気です。
料理・掃除・畑作業など、本人に合った役割を提供してくれるため、充実した生活を送ることができるでしょう。

グループホームは、食事の提供から、入浴・排泄・食事等の日常生活全般の介護などを行っています。介護士はいますが、医師や看護師・リハビリスタッフはいないため、医療行為やリハビリはできません。そのため医療行為が必要になると、退去しなければならない可能性があります。

入所条件や料金

認知症の高齢者が入居できるグループホームですが、一体どんな方が対象になるのでしょうか。

入所条件

  • 65歳以上の高齢者で、要支援2または要介護1以上の認定を受けている方
  • 65歳未満の若年性認知症、初老期認知症と診断された、要支援2または要介護1以上の認定を受けている方
  • 医師から認知症の診断を受けた方
  • 施設がある市区町村に住民票がある方

グループホームに入居する上で、介護度や認知症の診断だけでなく、施設がある地域に住民票があることが条件となります。自治体によっては、他の市町村から転居してきた場合、一定期間が経過しないと入所が難しい場合があります。
また認知症の診断がついていても、他者に暴力を振るったり、問題行動があると、入所が難しい可能性もあります。

料金

グループホームは月10~15万円前後です。介護度によって、費用も若干前後します。おむつ代や灯油代などが別途かかる場合があります。入居時は入居一時金が必要になることが多く、数万円~数十万円と施設によって異なります。そのため、予算に合わせて施設選定する必要があります。

グループホームのメリット・デメリット

認知症の方向けのグループホーム。メリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

メリット デメリット
・アットホームな環境で、落ち着いて生活することができる
・少人数なので、本人に合わせたケアをしてもらえる
・認知症ケア専門のスタッフが常駐
・住み慣れた地域で生活できる
・医療体制に限界
・入居までに時間がかかる場合がある
・医療行為や介護度が上がると、退去しなければならない可能性がある

認知症でも入所できる?

グループホームは、認知症の方に適した施設と言えます。少人数であることや、認知症ケア専門のスタッフが対応してくれるため、落ち着いて生活できます。
入居できるまで待機期間が発生する可能性があるため、早めに申し込みをしておいた方が良いでしょう。
施設によって、施設内の雰囲気や環境が異なるため、必ず事前見学した上で申し込みをすることをおすすめします。

まとめ

グループホームは、アットホームな環境で認知症の方が落ち着いて生活できるのが魅力です。最近認知症の診断がつき、自宅での生活が困難になってきた方は、グループホームへの入居を検討してみてはいかがでしょうか。