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此花区 このはなオレンジチーム ~角倉さんの紹介~

2020年12月21日

おれんじねっとでは、大阪市各区「オレンジチーム」の活動などをシリーズでご紹介しています。今回は、此花区このはなオレンジチームの角倉 志乃(すみくら しの)さんにお話をお聞きしてきました。

このはなオレンジチームについてお聞かせください

チーム員は医師2名、看護師3名、社会福祉士3名で、常時2名で対応できるような体制にしています。
開設時より人の入れ替わりも少なく、区内には認知症サポート医も5名いるので連携の良さが特徴です。
チームの活動を知ってもらうためにFacebookの発信や、チームのキャラクター「このにゃん」を作成してPR活動をしています。チラシはより手に取ってもらいやすくするためにポケットティッシュに挟んで、区役所や郵便局、3師会や地域の施設で配布しています。

角倉さんのプロフィールとエピソードなどをお聞かせください

福祉系の大学卒業後、8年半デイサービスで働いていました。認知症の方と接することが多く此花区のオレンジチーム開設時からここに勤めています。
此花区は市内でも人口が少ない区のひとつで、工場や古き良き町が残っていながら、USJのように新しい文化も取り入れている地域です。
人情味あふれる人が多いようにも思います。訪問活動をしている時にドアをノックしていると、近所の人が「いま留守ですよ」と教えてくれることもあります。それがきっかけで顔なじみの関係になり新たな支援対象者につながったりもします。
訪問はその人ごとに合わせてペースを変えるようにしています。毎日行くこともあります。まずは顔を覚えてもらうことで「悪い人ではないですよ」と安心感をもってもらうように心がけています。そのために(プライベートでしんどいことがあっても)『笑顔』で行く!ようにしています。そうすれば相手も方も少しずつ表情が変わってくるんですよ。

此花区の将来に何を期待しますか

此花区って交通手段が(ほぼ)バスか自転車しかないので、私たちが訪問するときは自転車で移動するので移動が大変なんです。これはどうしようもないですが、、、
区から出てもまた戻って来る人が多く地元を大切にしている人が多いと思います。昔は今よりもっと近所付き合いも深かったんでしょうね。古き良き文化を残しながら新しい文化を取り入れている此花区だからこそ、人との関りが希薄化しつつあるこの時代に、かつての「近所の目」を再認識し、多くの人が関り支援につながる「認知症にやさしい此花区」になったらいいなと思います。

「おれんじねっと」を通じて伝えたいことをお聞かせください

ご家族で何か困ったことがあった時は、ご家族だけで悩まずに気軽にご相談ください。何かにちょっと気づいた時にも、ぜひご一報ください。

このはなオレンジチーム(此花区南西部地域包括支援センター)
住所: 〒554-0022 大阪市此花区春日出中1-27-13
電話番号: 06-6462-1087
開設時間:9時〜17時
休業日:日・祝日・年末年始

執筆:おれんじねっと編集部  花田 康

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