年カレンダーが脳を活性化させる!認知症予防の日が重要な理由

6月14日は「認知症予防の日」です。
2017年に日本認知症予防学会が制定したこの日は、アルツハイマー病を発見したアロイス・アルツハイマー博士の誕生日から決められ、超高齢化社会の日本で多くの人に認知症予防の大切さを伝えることを目的としています。
今回は「認知症予防の日が重要な理由」というテーマについて、わかりやすく説明します。
イベントデーが脳を活性化させる
365日全てに記念日がありますが、特別な取り組みをする日は限られています。
認知症予防に取り組むのであれば、その名の通り認知症予防の日はぜひ何かに挑戦したり、そういう日があることを意識しておくだけで、その結果が認知症予防に繋がることもあります。
制定されてからまだ年月も浅いため、まだまだ認知度は高く有りませんが、実は色んな地区で認知症予防のイベントや講演会が行われていたりするので、積極的に参加してみるのも良いでしょう。
計画と振り返りは最高の脳トレ
認知症予防の日が6月14日だと覚えておくことだけでも、十分な脳のトレーニングになり、自分または自分たちが認知症予防に取り組んでいるということを再認識するきっかけにもなります。
その日が近づいてきたら、近くでイベントや講演会がやっていないかなど探して計画を立てるという行為事態が脳には良い刺激になり、終えた後にその日の振り返りをしたり、去年を思い出したりすることも回想法と呼ばれ、リハビリとしては十分に効果が期待できるでしょう。
油断しがちな梅雨シーズンにピッタリ
また、イベントごとが少なく天候を理由に出不精に成りがちな6月半ばに制定されているというのも実は理にかなっています。
春のお花見シーズンとGWを終えてしまえば、夏のお盆シーズンまで少し期間があり、更に梅雨という追い打ちが行動量を少なくしてしまいがちです。
認知症は油断していると進行してしまう厄介なものなので、定期的にこういった理由付けでイベントごとへ参加したり、何か些細な取り組みでもすることが進行を遅らせるためにも良いということです。
9月21日は「世界アルツハイマーデー」
1994年に国際アルツハイマー病協会が世界保健機関と共同で9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定しました。
認知症予防の日と比べると歴史も長く、9月は「世界アルツハイマー月間」と定められているぐらい認知度も高いため、様々な取り組みが行われています。
このように関係のある日は頭にいれておけば、参考になるようなイベント等を見逃してしまうことも少なくなり、自然と同じ境遇の仲間も増えていきます。
自分たちに関係のある記念日を追いかけていくことは、コミュニティを形成したり、活動を後押ししてくれるというような良い影響をもたらせてくれるのです。
カレンダーを追いかけることで未来に期待感を持ち、過去の思い出を楽しむことでQOL(クオリティ・オブ・ライフ)は間違いなく向上するでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「認知症予防の日が重要な理由」というテーマについて説明しました。
自分たちに関係のある記念日が他にもあれば、意識的に何か取り組んでみることで認知症予防に繋がります。
現在認知症予防に取り組んでいる人や、認知症での悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。