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具体的な認知症予防の3ステップ

2020年4月30日

厚生労働省の調べでは、今や65歳以上の7人に1人以上が認知症と言われています。そして、高齢者人口が増加している今の日本では、この先も割合はどんどんと増えていくと言われています。

そのために、誰もが生活の中で認知症を予防しておく必要があります。大切なのは習慣化することであり、年齢に関係なく誰もが今から取り組んでおくと良いでしょう。

また、今回取り上げるポイントは、現在認知症で悩まれている方にとっても、進行抑制のために役立つので、ぜひとも今日から意識的に取り組んでみてください。

 

動いて食べて考える

認知症予防のために意識すべき3つのポイントは、運動・食事・知的活動です。
それぞれバランス良く整えて置くことが重要です。

 

散歩・体操・コグニサイズ

天気の良い日は散歩に出かけましょう。散歩は習慣化しやすく、毎日または毎週でもルートを変えるだけで視覚から得る情報も変わり、脳に程よい刺激を与えてくれます。
また、散歩で得られる近所付き合いなどの交流も、認知症予防においては欠かせません。

地域によっては、公園でラジオ体操を実施しています。散歩と同様、そこでは自然と人との交流が生まれ、会話が生まれます。ラジオ体操は決まった時間に行われていることがほとんどなので、習慣化しやすい方法の一つです。

余裕があれば、認知症を予防するために科学的トレーニングも取り入れれば尚良いですね。コグニサイズという方法が老人ホームや通所施設でも取り入れられています。中には簡単に実施できるものもあるので、意識的に取り組みたいと言いう人は、是非実践してみてください。

認知症の予防「コグニサイズ」

https://orangenet.osaka/article/2202

 

 

魚・果物・赤ワイン

魚料理

人間の体を支えてくれている大きな要因は、日頃の食事です。脳においても例外ではありません。
魚にはオメガ3系脂肪酸が含まれており、記憶力な日常生活を行う能力の低下を改善させたり、遅延させる可能性が示唆されています。アジやイワシ、サンマやサバなどといった青魚に多く含まれているので、日頃から魚中心の食生活を心がけておくと良いでしょう。

また、ビタミン不足にも注意が必要です。疲労回復や動脈硬化の予防、また体に必要な栄養素を吸収する手助けをしてくれるものもあります。マルチビタミンなどのサプリメントで摂取するのも良いですが、毎食果物を食べるといったようにするだけで、十分に予防できます。
しかし、果物によっては糖分が多く含まれているものもあるので、食べすぎには要注意です。

魚を食べるのであれば、お供に白ワインが飲みたくなりますね。しかし、予防のためにはあえて赤ワインを選択してみてはいかがでしょうか。
酸化ストレスが増えすぎると、認知症を誘発してしまいます。赤ワインには抗酸化力のあるレスベラトロールが含まれています。

ラジオ体操でできた友人と集まる時は、赤ワインで乾杯して、魚料理をたのしむと、楽しく認知症予防ができますね。

参考ページ

https://magacol.jp/2020/04/18/240648.html

 

 

買い物・麻雀・任天堂

年をとると、外出が億劫になりますね。家族に自分の買い物もついでに頼んでしまったり、そんなことはありませんか。
しかし、買い物は積極的に行くほうが、認知症予防には最適です。
移動時の散歩効果はもちろん、買い物をする際に支払いやお釣りの計算をしますね。たったこれだけのことが、脳にとっては良い刺激になります。その際は、是非小銭を上手く利用してみてください。
例えば、870円の買い物に対して、1,000円札だけで払ってしまうのでは脳にとっては物足りないのです。小銭がある場合は、1,400円や1,120円といった支払い方をしてみる方が、何倍も頭を使うはずですよ。

麻雀

大学生、社会人になって麻雀ばかりしていて怒られた、という人も多いかも知れません。しかし、認知症予防には是非やってみて欲しい一つです。
河から相手の狙いを読んだり、自分の手牌を考えたり、相手の視線を意識したり、点数計算もしなければいけません。また、手先を使った細かな動きも脳に刺激を与えてくれ、認知症予防には理にかなっています。
将棋や囲碁、オセロといったテーブルゲームももちろん効果はあります。しかし4人という人数でやるほうが、自然と頭は使いやすいということがわかります。ただ、麻雀を使った賭け事をしてはいけませんよ。

数年前、任天堂がDSで脳トレのゲームソフトを発売してブレイクしました。ゲームは遊びという感覚から「大人にも受け入れられるもの」という概念を強く植え付けたきっかけにもなりました。
先ほど説明した買い物のように、生活の中でも計算するようなことは可能です。それを円滑にさせるためにも、日頃から脳トレやクロスワードパズルなどに取り組む習慣は付けておくと良いでしょう。
新聞や雑誌にはナンプレやクロスワードが掲載されていることも多いので、毎日取り組むだけで十分良いトレーニングになります。
脳トレも、ネット上に無料で挑戦できるものも多いので、是非お気に入りのサイトのものを習慣づけてもいいですね。

おれんじねっとでも、無料の脳トレを提供しているので是非遊んでみてください。

おれんじねっと「かんたん たのしく 脳トレ」

https://bt.orangenet.osaka/

 

 

まとめ

生活の中には頭を使う場面は多くあります。しかし、慣れてしまえば頭を使わずとも生活できてしまうものです。何十年も生きていれば、それは当たり前のことかも知れません。

だからこそ、意識的に取り組むことが大切です。

今回取り上げた「運動」「食事」「知的活動」という3つを意識するだけで、認知症の予防に大きな力を発揮してくれます。
今日からは家族みんなで、認知症予防に心がけた生活を実施してみてはいかがでしょうか。​