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【介護者の心と体】Q. 自分の時間を作るにはどうすればいいですか?罪悪感なく休むためのヒントは?

 Q:自分のことがおろそかになってしまうのが心配です。罪悪感なく休める心の持ち方を教えてください

 介護者が自分のための時間を確保し、心身ともに休息することは、決して悪いことではありません。

むしろ、質の高い介護を長く続けるために不可欠です。自分を大切にすることが、結果的に大切な家族を守ることにもつながります。罪悪感なく休むために、以下のヒントを試してみてください。

  まず、一人で抱え込まないことが重要です。

介護保険で利用できるデイサービスやショートステイ、地域の配食サービスなどを積極的に活用しましょう。ケアマネジャーなどの専門家に相談すれば、利用できるサービスを教えてくれます。また、他の家族や親戚と話し合い、介護を分担する「チーム」を作ることも大切です。

 なるほど~

 精神的な負担を軽くするために、介護者同士が交流できる「介護者の会」などに参加するのも良いでしょう。

同じ悩みを持つ仲間と話すことで、気持ちが楽になったり、有益な情報交換ができたりします。

そして、意識的に「介護から離れる時間」をスケジュールに組み込みましょう。たとえ短い時間でも、散歩や読書、好きな音楽を聴くなど、自分が楽しめることをする時間を作ってください。休息をとることは、自分自身と、介護される方双方にとってプラスになるということを忘れないでください。

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