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地域密着型サービスとは?利用方法やメリット・デメリットについて解説!

2021年12月16日

介護保険には様々なサービスがありますが、「地域密着型サービス」をご存知でしょうか。
地域密着型サービスは、介護が必要な方が住み慣れた地域で長く生活するために欠かせないサービスです。
今回は地域密着型サービスの内容やメリット・デメリットなどについて紹介します。

地域密着型サービスとは

地域密着型サービスとは、要介護の方や認知症の方が、出来る限り住み慣れた地域で生活できるように作られた介護サービスです。
通常のサービスとの違いとしては、24時間体制で対応可能なことや、1つの事業所と契約するだけで様々なサービスを利用できます。地域密着型サービスを利用することで、包括的な支援を受けることが可能です。

地域密着型サービスの対象者

地域密着型サービスの対象者は、①要介護1~5の方、②事業所と同じ市町村に住んでいる方です。どちらの条件も満たしている必要があります。要支援1・2の方は利用できません。
自治体によっては、その地域にある一定期間以上住んでいないと利用できないという条件もあるため、事前に確認が必要です。

地域密着型サービスの種類

地域密着型サービスは全部で7種類あります。それぞれ解説していきます。

小規模多機能居宅介護

1つの事業所と契約するだけで、「通い(デイサービス)」「宿泊(ショートステイ)」「訪問(ヘルパー)」のサービスを組み合わせて利用することができます。顔馴染みのスタッフが関わってくれるため、環境変化が苦手な方や認知症の方にはおすすめです。また定額制のため、頻繁に介助が必要な方も適しています。

看護小規模多機能型居宅介護

1つの事業所と契約するだけで、「通い(デイサービス)」「宿泊(ショートステイ)」「訪問(ヘルパー)」「訪問看護」を組み合わせて利用するサービスです。
小規模多機能居宅介護に、訪問看護がついた形になります。
医療度の高い方や病状が不安定な方、在宅での看取りを希望している方にも、おすすめのサービスです。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

介護職や看護職が連携し、「定期巡回サービス」、「随時対応サービス」、「随時訪問サービス」、「訪問看護サービス」を利用することができます。1日複数回の定期巡回や随時連絡した際に対応してくれます。日中・夜間対応可能です。

地域密着型通所介護

利用定員18人以下のデイサービスで、入浴や日常動作訓練、レクリエーションなどが利用できます。利用者が少ないため、利用者一人一人に目が届きやすいというメリットがあります。

夜間対応型訪問介護

「定期巡回サービス」、「随時対応サービス」、「オペレーションセンターサービス」があり、夜間帯にヘルパーが対応してくれます。

認知症対応型通所介護

利用者定員12名以下のデイサービスで、認知症と診断された方が対象です。入浴や日常動作訓練、レクリエーションなどが利用できます。また専門的な認知症のケアを受けられます。

認知症対応型共同生活介護

認知症と診断された方が、5~9人の少人数で生活し、食事・入浴などの日常生活の支援や、機能訓練を受けられます。共同生活の中で、可能な限り自立した日常生活を送ることができるように援助してくれます。

地域密着型サービスのメリット・デメリット

メリット デメリット
・顔なじみのスタッフからサービスを受けることができる
・時間や回数などに関して、柔軟に対応できる
・市町村に住んでいないとサービスを利用できない
・他の事業者のサービスが一部利用できなくなる
・定額制のため、利用回数が少なくても、月額費用が変わらない

まとめ

地域密着型サービスは、地域で長く暮らすためには欠かせないサービスです。1日複数回の利用や24時間体制での利用が可能であり、柔軟な対応をしてくれます。
自治体によっては、地域密着型サービスが進んでいない地域もあるため、事前に確認が必要です。

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