脳内機能は夜行性!?認知症予防には睡眠が欠かせなかった

「寝る子は育つ」と言って、子どもはよく寝るようにと声掛けしますが、大人になっても老人になっても睡眠時間を確保することはとても重要なことです。それは、認知症予防という視点で見ても変わりません。
今回は「脳内機能は夜行性!?認知症予防には睡眠が欠かせなかった」について、睡眠の重要性や、毎日取り組むことで効果がある脳のトレーニング方法についてご紹介します。
睡眠時間に働く脳
人間が日中稼働していると、脳には老廃物(アミロイドβ)が溜まり続けます。それを排出するための機能は睡眠中に稼働するため、徹夜をしたり睡眠時間が少なすぎれば老廃物は上手く排出されず、年々溜まる一方なのです。
どれぐらいの睡眠時間を確保すれば良いかという点については様々な視点や意見がありますが、最低でも7時間以上は確保しておくことをオススメします。特に働き盛りの20〜40代の間に睡眠不足が続けば、認知症のリスクはかなり高まってしまうのです。
朝の散歩で日光浴
年齢を重ねると中々寝付けなくなってしまったりして、睡眠不足に悩まされている人も多くなります。そうなれば日中にウトウトしてしまい、それが解消されるころには次の睡眠時間がやってきて、負のサイクルを生み続ける結果となるのです。
そうならないためにも、朝起きたら日光を浴びるようにして、体内時計をリセットすることです。生活サイクルが崩れている人の多くが、家にこもりがちになっていて、毎日少しずつ時間間隔がズレていきます。認知症になると、朝を夜がわからなくなったりと見当識障害が起こる可能性もあります。
日光を浴びて、散歩など適度な運動を取り入れるだけで、生活サイクルの変化で受けていた影響が解消されるため、認知症予防にもつながりますし、認知症の症状を悪化させない取り組みにも効果が望めるのです。
毎日日記で一石二鳥
物忘れや認知症の傾向があれば、多くの人がトレーニングのために、覚える取り組みを試みるのですが、実はそれだけでは弱いと言えます。なぜならインプットだけでは人間の脳には十分に記録されず、アウトプットが伴うことで始めて長期記憶として定着するからです。そのため、脳を活性化させるためには毎日のアウトプットこそが重要なのです。
インプットよりもアウトプット
日常でアウトプットを取り入れるためには、日記をつけることです。認知症対策としてもこれは非常に効果的で、毎日のさりげない発見や日常を綴るだけでもかなり脳の出力機能は刺激されるのです。
これはたった数行でも効果があります。内容が短かったとしても、書くためには「思い出す」という過去の振り返りをする必要があります。その時何を考えていたか、どういった気持ちになったのかを遡るだけでも、脳は思っている以上に刺激を受け、脳の老化を抑制するのです。
そして、その日記を手書きでつけるようにすれば更に良い効果が期待できます。スマートフォンやパソコンで記録することもできますが、キーボードを打つよりもペンで文字を書く方が細かな指先の動きが要求されます。細かな作業は脳へ刺激を与えるため、日記を書くだけで2つのメリットが得られるということです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「脳内機能は夜行性!?認知症予防には睡眠が欠かせなかった」について睡眠の重要性と日記をつけることの有益性をご紹介しました。
現在睡眠不足を感じている方は、何よりも優先して睡眠をとるようにしてみてください。もしご家族で夜間の徘徊などに悩まれている場合は、朝の散歩に連れ出してみると、それだけで見違えるように改善されるかも知れません。
これから認知症予防に取り組もうと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。