癒やしで脳を活性化!アロマとアニマルでする認知症予防
健康や予防を気遣おうにも、本人がその気になってくれなければ強要も難しく逆効果です。
そのため、高齢化の進む日本では楽しく健康が維持できるような方法の需要が年々高まってきています。
今回はそんな楽しくできる方法の中から、アロマセラピーとアニマルセラピーの2つに注目して、それがなぜ認知症予防に効果的なのかということについてご説明します。
アロマセラピーが効果的
女性人気の高く、最近ではデパートや薬局でもアロマショップやコーナーがあります。お洒落で可愛いデザインのものまであるので、プレゼントとして購入すればもらった側も嬉しいので、楽しみながら認知症予防につながり一石二鳥です。
匂いの刺激で元気に
アロマセラピーは認知症の周辺症状や中核症状にも効果があるということがわかっています。認知症が進行していると匂いを感じないこともありますが、それでも意味が無いわけではありません。
ただし、火を使ったものは取扱説明書をしっかり読んで安全に楽しむようしましょう。一歩間違えればボヤ騒ぎになる可能性もあります。中には火を必要としないようなエコなものもあるので、ご家庭にあったものを導入してください。
毎日の楽しみに
認知症予防に取り組む本人にアロマを楽しんで貰えるようになれば、それが毎日の楽しみとなって活気がうまれます。
いろんな香りを楽しむこともできればアロマの種類も豊富なため、それだけでも十分に楽しむことができるでしょう。
女性の趣味として認識されがちですが、男性人気も年々高まってきています。アロマ単体を楽しむだけでなく、読書やテレビの時間に活用するだけでも十分に効果を発揮してくれます。
生活リズムを整えるために
アロマオイルは1日の流れに沿ったものを選ぶようにすれば、体内と生活のリズムを整えることもできます。
交感神経を刺激してくれるローズマリーのようなオイルであれば昼間、ラベンダーなどリラックス効果があるものは夜間を選択すれば、夜の徘徊などの悩みを解決するためにも役立ちます。
中にはどうしても苦手な香りや好きで1日中炊いておきたいといったものも出てくるかも知れません。そんなときは臨機応変に対応しつつ有効活用するようにしましょう。
アニマルセラピーで笑顔に
もしペットが購入できるご家庭であれば、家族の一員として犬や猫を迎え入れてみても良いでしょう。
通所サービスなどでも、アニマルセラピーを目的としてペットを飼い、利用者さんたちと触れ合っているような施設もあります。
尊厳を取り戻す
猫や犬など、特に小柄な動物に対してはある程度目上の立場から接することができます。
実はこれが効果的で、認知症の方々は今までできていたことができなくなり、日々尊厳を失ってしまってくような人が多いです。
ですがペットであれば、そういったことを気にせず「自分が世話をしなければいけない」「相手をしてあげている」といった立場を自然ととることができるので、メンタルケアといった点においてもかなり効果的なのです。
生活に笑顔を
アロマと同じく、ペットがいれば毎日の楽しみが1つ増えることになります。もちろんその分だけ世話が増えてしまうので、ご家庭の環境に合わせて飼うようにしましょう。
ただ、動物と触れ合うことで自然と笑顔が作れるようになるというは認知症問わず多くの病気や症状に対しても効果的です。
がん予防にも笑顔が一番だと言われるぐらいで、それを自然に引き出してくれる動物たちは健康にとっては最大のパートナーにも成り得るのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「癒やしで脳を活性化!アロマとアニマルでする認知症予防」についてご紹介しました。
アロマに興味があり、ご家庭でペットが飼える環境にいる人で認知症予防や現在認知症で悩んでいるご家族や、認知症の方がいる施設で新しい取り組みを始めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。