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臭いが知らせる認知症の3つの危険

食べ物が腐った時など、「イヤな臭い」というのは私たちに危険を知らせてくれますね。

実は認知症についても臭いによって早期発見ができる場合があります。

今回は、「臭いが知らせる認知症の3つの危険」についてをご紹介します。

 

 

口臭がキツくなったら要注意

会話をしていると、口臭が気になる・・・

それは認知症のサインかも知れませんので、少しで気になれば、まず衛生面の見直しや日頃の生活のチェックをしましょう。

 

日課の歯みがきをチェック

高齢になると唾液の分泌量が減り、口臭が目立つようになります。そのため、1回でも食後の歯みがきを忘れると、口臭がよりキツく感じてしまいます。

日頃から日課のように行っていた歯みがきの作業を忘れていると、認知症のサインかも知れません。

自分ではやったと思い込んでしまっているようなケースもあるので、歯ブラシが濡れているかのチェックや、歯磨き粉の減り具合を見てみましょう。

もし忘れているようであれば、食後の声掛けやチェックシートを作って対応して様子をみましょう。

 

入れ歯の洗浄を忘れがち

歯みがきは毎日忘れずに実施できていても、なかなか口臭が改善しないこともあります。もし入れ歯をしている場合は、入れ歯の洗浄ができているかを確認してみましょう。

幼少の頃から続けている歯みがきは体に染み付いていても、年数の浅い入れ歯の洗浄はまだ習慣づいていなかったり、そのこと自体を頭から抜け落ちてしまっているようなことが考えられます。

 

口臭は、認知症のことを本人が教えてくれるサインの一つです。歳のせいだと安易に考えてしまわず、生活に変化が起きていないかのチェック早期発見に繋がります。

 

 

食べ物が腐っていたら要注意

臭いが知らせる認知症のサインは、その本人から発するものだけではありません。

身の回りのもので気になる臭いがあれば、それも危険信号だと考えておきましょう。

 

冷蔵庫をチェック

食べ物が腐った状態で置かれていると、強烈な臭いを発します。アルツハイマー型認知症になると物忘れよりも先に嗅覚の衰えが目立つことがあり、普通であれば気になるような臭いも見逃してしまうことがあるのです。

もし頻繁に腐ったものが置かれていたり、生ゴミが処理されずにそのままになっている場合は冷蔵庫や食品保管庫を確認してみてください。

賞味期限切れのものや、カビが生えているものなどが見つかるかも知れません。

 

お鍋が焦げたら赤信号

お湯を沸かしたまま忘れられていると、お鍋が焦げてその臭いが充満します。しかし、そのことを忘れているという以上に、焦げた臭いに気づけていないということが認知症のサインです。

火の忘れは火事など直接的な災害に繋がることが多いので、少しでも気づいたらガスコンロは撤去してしまったり、IHへ変更するなど根本的な対処をするほうが良いでしょう。

 

 

感染症に要注意

口臭の臭いがキツくなるということは、口腔内の衛生面が保てていないということです。また、腐ったものに気づいていなければ、それ以外にも掃除や片付けが行き届かず、ホコリなどが溜まっていき不衛生になります。

そうなると、感染症のリスクは高まり、認知症以外のことで大きな危険に晒されてしまいます。

そうならないためにも、通所や居宅サービスを利用している場合は、口腔ケアなどに注意を払ってもらうように伝えておきましょう。

日常生活の些細な変化に気づき、それに早く対処することが認知症対策としては何よりも重要なことです。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「臭いが知らせる認知症の3つの危険」についてご紹介しました。

もしあなたの身の回りでも当てはまることがあれば、すぐに対処することで多くのリスク回避に繋がります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。