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高血圧は認知症と関係あるの?

 Q:高血圧だとやはり認知症にはなりやすいのですか?

 はい、高血圧の方は認知症になりやすくなります。

中年期(40~64歳)に高血圧だと、高齢期に認知症(アルツハイマー型認知症、血管性認知症)になりやすく、血圧が高くなるほどそのリスクは大きくなります。
高血圧だと認知症だけでなく脳梗塞などの脳血管障害の危険性も高くなるので、積極的に高血圧を治療しましょう。

健診などで高血圧を指摘された場合には、放置せず受診してください。また治療中の人はそのまま治療を継続してください。

 

 中年期に気を付けておけばいいのかな?

 もちろん高齢期にも高血圧治療は必要です。

高齢期に高血圧だと、認知症の中でも脳血管障害が原因の「血管性認知症」になりやすことがわかっています。

ただ、血圧が低い人ほど認知症になりやすいことも報告されています。そのため、血圧は低ければ良いというわけでもないのです。毎日血圧を計測し、平均的な血圧を把握しておきましょう。

 

 血圧は高くても、低過ぎても良くないのですね

 低くても認知症にならないというわけではないので安心しないでください、ということです。

高血圧治療では、「減塩」が有効な手段です。塩分が多いかなと感じている場合は、家族みんなで以下のようなことを話題にして、実践してみるのはいかがでしょうか。

 

  • しょうゆなどの調味料は「かける」のではなく、「つける」
  • 塩味以外のレモンや酢、香辛料などを活用する
  • 減塩タイプの調味料を使う
  • 麺類の汁は残す

 ただ、これもやり過ぎは食欲低下や脱水症状を起こす可能性があるので、十分に気をつけてください。

 

 我が家も今日から減塩してみます!

 

 

 

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