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 Q: 年末調整や確定申告の時期ですが、認知症の人や介護家族が受けられる税金の控除(障害者控除など)について教えてください

 

 年末調整や確定申告の時期です。実は、身体障害者手帳などをお持ちでない認知症の方でも、障害者控除の対象になる可能性があることをご存知でしょうか。

 

 そうなんですね

 

 多くの自治体では、65歳以上で要介護認定を受けており、身体障害者に準ずる状態であると認められた場合、申請により「障害者控除対象者認定書」が交付されます。

この認定書があれば、障害者手帳がなくても、税法上の障害者控除(または特別障害者控除)を受けられます。

 

 なるほど

 

 ポイントは、要介護認定を受けていれば自動的に適用されるわけではなく、自治体の窓口での申請が必要だという点です。

認定基準は自治体により異なります。また、もし過去に申請し忘れていた場合でも、最大5年まで遡って申告(還付申告)ができる可能性があります。
家計の助けになる大切な制度ですので、一度、お住まいの自治体の介護保険課や税務署に問い合わせてみることをおすすめします。

 

 

参考:京都市情報館| Q10 認知症の人は障害者手帳を持っていないと障害者控除の申告はできませんか?
参考:千葉市|障害者控除対象者認定

 

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