【症状への対応】正月ボケ・アパシー(意欲低下)Q: 新年を迎えたのに「何もしたくない」と一日中ぼんやりしています。うつ傾向なのか、認知症の進行(アパシー)なのか心配です。どう声をかければいいですか?
Q: 新年を迎えたのに「何もしたくない」と一日中ぼんやりしています。うつ傾向なのか、認知症の進行(アパシー)なのか心配です。どう声をかければいいですか?
アパシー(意欲低下)とは、単なる怠けではなく、認知症の症状の一つです。
そうなんですね
脳の機能変化によって自発性や感情の起伏が乏しくなる状態を指しています。
特にお正月のような大きな行事が終わった後の燃え尽きや、日照時間が短い冬場は、心身ともに活動エネルギーが低下しやすい時期でもあります。
なるほど
対応のコツは、無理に「頑張って」「お正月だよ」と強く励まさないことです。
過度な期待は本人にとって負担となり、逆効果になる場合があります。本人のペースを尊重し、穏やかに見守りましょう。
誘いかける際は、散歩や好きな音楽を流す、「一緒にお茶を飲もう」と声をかけるなど、ハードルの低い日常の動作から始めるのが効果的です。
ただし、食事を全く摂らない、眠れない、強い悲観的な言葉が出るなどの様子が見られる場合は、単なる意欲低下ではなく「うつ状態」の可能性もあります。
判断に迷うときは、早めに主治医へ相談し、専門的なアドバイスを受けるようにしてください。
参考:「151人の名医・介護プロが教える認知症大全」繁田雅弘ら監修 小学館



