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濫読で認知症予防!意外と知らない危険な読書とは

 

読書は認知症予防になると考えている人はいませんか?

 

実はそれは半分正解であり、もう半分が不正解です。読書と言っても普段どんな本を選び、読んでいるかが認知症予防という観点からみれば非常に重要だからです。

今回は「濫読で認知症予防!意外と知らない危険な読書とは」について読書に取り入れる認知症予防の方法をご紹介します。

 

濫読(らんどく)とは

濫読(らんどく)

いろいろな本を手当たりしだいに読むこと。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/濫読/

本屋さんに行くと、どうしても自分のお気に入りジャンルのコーナーばかり滞在時間が長くなってしまいますね。これが年齢を重ねていくと、動き回ること自体が疲れてしまいより顕著になります。

ですが、認知症予防におすすめするのは「濫読(らんどく)」です。古本屋へいけば100円コーナーの読んだことが無い本を片っ端から買っていくような、そんな方法こそが実は認知症予防になるのです。また、大きな本屋さんへいけば今まで立ち寄ったことの無いコーナーの本を直感で選んで読んで見るというのも濫読につながります。

私の祖父は読書家で、自宅のワンフロアが本棚になっているぐらい読書が好きです。そのおかげで定年退職してからでも元気で知識も豊富で色々教えてくれていたのですが、ふと気づいた時には認知症が進行していました。その付近で起こっていた大きな変化が、本のジャンルの偏りです。読む量はさほど変わっていなかったのですが、ジャンルが9割以上時代物小説ばかりになっていました。それほど、読書と認知症予防には関連性があったのです。

 

読書と認知症予防

では、どういった読書をするのが認知症予防として有効なのか、反対にオススメできない本選びとは何なのかを見ていきましょう。

前項でもご説明した通り、認知症予防に効果的なのは濫読です。できるだけ様々なジャンルの本を読むことこそが、脳へ程良い刺激を与えてくれるのです。

 

色んなジャンルを網羅する

自己啓発本が好きな人は、次に買う本にはファンタジーを選んでみてください。ライトノベルが好きな人であれば思想書なんていかがでしょうか。時代劇が好きな人には微分積分の数学書をオススメします。

このように、関連性がなさそうなジャンルの本を読んで見ることで、今までとは違った刺激を前頭葉へ与えることになり、脳が活性化します。しっかりと内容を理解しようとすれば、きっと発熱するかのように頭が熱くなるはずです。知らない単語が出てくれば、漢字からその意味を想像したり、辞書やパソコンで意味を調べることになりますね。しかし、これは同じジャンルの本を読んでいれば得られない刺激です。普段読まないような180度違った読書をするだけで、考えるという動作が自然と増えます。また、言い回しや言葉遣いが異なるだけでも十分な刺激になりますし、世界観が違えばやはりそれも普段では得られない脳へのアプローチです。1つずつは小さかったとしても、300〜400ページという量に触れれば膨大な刺激となることは想像できるはずです。

敢えて自分が読んだことのないジャンルへ手を付けてみたり、興味が無いコーナーへ足を運んでみたり、全くの無差別で挑戦してみるのも良いでしょう。もしご家族の方が本を買ってくるのであれば、「自分が予想できない本」という注文をしてみてください。ご家族の方も、敢えて読んだことが無いような本を提供してあげることで、とても効果的かつ手軽で安価な認知症予防ができるのでオススメします。

 

読みやすいは危険

どうしても意識せず読書にのめり込んでしまえば、読みやすいものばかりを選定してしまいます。ですが、読みやすいということはそれだけ読み慣れてしまってしまっているということになってしまい、脳への刺激ではなく休息となってしまいます。初めて読むものでも、自然と展開が予想できてしまったり、言葉の言い回しなどが似通っており意識せずとも読み進めてしまうのです。それが同じ作者であればより楽に読めてしまう一方、どうしても刺激としては弱くなります。

読みたい本を読むことはストレスをかけないためにも必要ですし、あくまで娯楽として楽しむのは悪くありませんが、習慣として読書が身についている人は、3〜5冊に1冊の割合で普段は読まないジャンルの本を混ぜてみると良いでしょう。そうすれば、普段読んでいる本からでも意外な刺激が得られるようになります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は「濫読で認知症予防!意外と知らない危険な読書とは」についてご紹介しました。

濫読を意識的に取り入れることで、生活の中へ自然と認知症予防が取り入れられるので、読書好きの方はもちろん、今まで活字にあまり触れてこなかった人もぜひ挑戦してみてくださいね。​